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Raspberry Piに「MQ-4」を接続し制御する
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- 将 有坂
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- ラズパイやArduinoで電子工作をしてます。
はじめに
Raspberry Piは小型で高性能なシングルボードコンピュータであり、様々なセンサーやモジュールと組み合わせて様々なプロジェクトを実現できます。この記事では、ガスセンサー「MQ-4」をRaspberry Piに接続し、制御する方法について解説します。
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1. MQ-4ガスセンサーの概要
MQ-4は、メタン、プロパン、LPGなどの可燃性ガスを検知するためのガスセンサーモジュールです。アナログ信号を出力し、検知されたガスの濃度を定量的に取得することが可能です。Raspberry Piと組み合わせて使用することで、ガスの検知や監視が容易になります。
2. MQ-4の接続
MQ-4は、一般的にVCC、GND、アナログ出力の3つのピンがあります。
- VCC(赤色): 5Vの電源
- GND(茶色): 接地
- アナログ出力(AO): アナログ信号
これらのピンをRaspberry PiのGPIOピンに接続します。VCCを5Vに、GNDをGNDに、アナログ出力を選んだGPIOピンに接続します。
3. Raspberry Piコードの作成
Raspberry Pi上でPythonを使用して、MQ-4からのアナログ信号を読み取り、ガスの濃度を取得するためのコードを書きます。以下は、基本的な例です。
import RPi.GPIO as GPIO
import time
GPIO.setmode(GPIO.BCM)
# MQ-4のアナログピンを指定
MQ_PIN = 17
def read_mq():
GPIO.setup(MQ_PIN, GPIO.IN)
time.sleep(2) # センサーのウォームアップ時間
try:
while True:
value = GPIO.input(MQ_PIN)
print("Gas concentration:", value)
time.sleep(1)
except KeyboardInterrupt:
GPIO.cleanup()
if __name__ == "__main__":
read_mq()
このコードは、MQ-4からのデジタル信号を読み取り、ガスの濃度を表示する簡単な例です。
4. コードの実行と確認
コードを実行する前に、Raspberry PiにGPIOライブラリをインストールしておく必要があります。コードを実行すると、コンソールにガスの濃度が表示されるはずです。
これで、Raspberry PiにMQ-4を接続し、基本的な制御を行うための手順が完了しました。MQ-4の検知データを用いて、簡単なガスモニタリングシステムを構築することが可能です。
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