- Published on
Raspberry Piに「MPX5700」を接続し制御する
1226文字3分で読めます–––
閲覧数
- Authors
- Name
- 将 有坂
- short bio
- ラズパイやArduinoで電子工作をしてます。
はじめに
Raspberry Piは豊富なGPIOピンを備え、様々なセンサーを接続しデータを取得することができます。この記事では、気圧センサー「MPX5700」をRaspberry Piに接続し、制御する方法について解説します。
※ センサー類を安く買うなら → AliExpress 🛒 早く届くのが良ければ → Amazon 🚚
1. MPX5700気圧センサーの概要
MPX5700は、気圧センサーとして広く使用されています。このセンサーは、気圧の変化をアナログ電圧信号として出力します。Raspberry Piに接続して使用することで、大気圧や高度などの気象情報を取得することが可能です。
2. MPX5700の接続
MPX5700は通常、4つのピンがあります。
- VOUT: アナログ電圧出力
- VCC: 供給電圧(通常5V)
- GND: 接地
- NC: 使用しないピン(Not Connected)
これらのピンをRaspberry PiのGPIOピンに接続します。VOUTはRaspberry Piのアナログ入力ピンに接続するか、ADC(アナログ・デジタル・コンバーター)を介してデジタルピンに接続します。
3. Raspberry Piコードの作成
Raspberry Pi上でPythonスクリプトを使ってMPX5700を制御します。以下は、Raspberry Pi上で動作する基本的なサンプルコードです。
import RPi.GPIO as GPIO
import time
# GPIOピンの設定
VOUT_PIN = 17 # 例: GPIO17ピンにVOUTを接続
def read_pressure():
# GPIOの初期化
GPIO.setmode(GPIO.BCM)
GPIO.setup(VOUT_PIN, GPIO.IN)
try:
# VOUTからアナログ値を読み取る(適切な処理が必要)
analog_value = 0 # ここにアナログ値を読み取るコードを追加
# アナログ値を気圧に変換する処理(適切な処理が必要)
print("気圧: {} hPa".format(pressure))
finally:
# GPIOのクリーンアップ
GPIO.cleanup()
# メインの実行部分
if __name__ == "__main__":
read_pressure()
このコードは、MPX5700から読み取ったアナログ値を気圧に変換し、結果をコンソールに表示します。アナログ値から気圧への変換には、MPX5700のデータシートを参照してください。
4. コードの実行と確認
コードをRaspberry Pi上で実行し、MPX5700から取得した気圧データを確認します。この情報は、気象観測や高度の計測など、様々なプロジェクトに活用することができます。
これで、Raspberry PiにMPX5700を接続し、基本的な制御を行うための手順が完了しました。さらに、この基本的なプロジェクトを拡張して、様々な用途に活かすことができます。
※ センサー類を安く買うなら → AliExpress 🛒 早く届くのが良ければ → Amazon 🚚