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Arduinoに「LM35」を接続し制御する
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- 将 有坂
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- ラズパイやArduinoで電子工作をしてます。
はじめに
Arduinoを使用して温度を計測するためには、センサーが必要です。この記事では、アナログ温度センサーである「LM35」をArduinoに接続し、温度を計測し制御する方法について解説します。
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1. LM35の概要
LM35は、広く使われるアナログ温度センサーで、非常に簡単に使うことができます。このセンサーは、セルシウス温度をアナログ電圧に変換します。Arduinoと組み合わせることで、簡単に温度計測が行えます。
2. LM35の接続
LM35には3つの端子があります。
- VCC(赤い線): 5Vの電源
- OUT(白い線): アナログ出力
- GND(黒い線): 接地
これらをArduinoに接続します。VCCを5Vに、OUTをアナログピン(例えばA0)に、GNDをGNDに接続します。
3. Arduinoコードの作成
Arduino IDEを開いて、LM35を制御するためのコードを作成します。以下は、LM35が接続されたアナログピンがA0だと仮定した例です。
const int lm35Pin = A0; // LM35が接続されたアナログピン
void setup() {
Serial.begin(9600); // シリアル通信を開始
}
void loop() {
int sensorValue = analogRead(lm35Pin); // アナログ値を読み取る
float temperature = (sensorValue * 5.0 / 1023) * 100; // アナログ値をセルシウス温度に変換
Serial.print("温度: ");
Serial.print(temperature);
Serial.println(" ℃");
delay(1000); // 1秒待つ
}
このコードは、LM35から得られたアナログ値をセルシウス温度に変換し、シリアルモニターに表示するシンプルな例です。LM35の精度は高く、様々なアプリケーションで使用できます。
4. コードのアップロードと動作確認
作成したコードをArduinoにアップロードし、シリアルモニターで温度が正しく表示されることを確認します。LM35を手で温めるか冷やして、センサーの反応を確認してみましょう。
これで、ArduinoにLM35を接続し、温度を計測して制御するための基本的な手順が完了しました。LM35を利用して、様々な温度に応じたプロジェクトを作成することができます。
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