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「base-org/node」のインストール・使い方
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- 章 有坂
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- オープンソースソフトウェアのトレンドを追いかけてます。
base-org/nodeは、Baseという安全でコスト効率良好なEthereum L2ノードを提供するプロジェクトです。OptimismのオープンソースOP Stackに基づいており、次世代のユーザーをオンチェーンに取り込むことを目指しています。このリポジトリには、自身のノードをBaseネットワーク上で実行するための関連するDockerビルドが含まれていますSource 0。
インストール・導入方法
このプロジェクトを利用するためには、以下の手順を守る必要があります:
Ethereum L1フルノードRPCが利用可能であることを確認します(Baseではなく)。そして、
.env.*
ファイルを使用している場合は、OP_NODE_L1_ETH_RPC
を設定します。自身のL1ノードを実行している場合、Baseが完全に同期する前に、L1ノードが同期されている必要があります。.env.goerli
、.env.sepolia
、または.env.mainnet
のいずれかを選び、それに対応するネットワークの行をdocker-compose.yml
の2つのenv_file
キーの下で展開します。docker compose up --build
を実行します。
また、Nodeを単一のコンテナで実行したい場合は、supervisord
エントリーポイントを使用することも可能です。これは、例えばKubernetesクラスタでノードを実行する際に便利です。ただし、これには多数のコンテナ環境を想定したデフォルトの設定の一部を上書きする必要があります(OP_NODE_L2_ENGINE_RPC
と任意のポートの競合)Source 0。
使い方
このプロジェクトの使用方法は以下の通りです:
ノードを起動します。これは、先ほど説明した手順を守ることで実現できます。
ノードが正常に動作していることを確認します。これは、以下のコマンドを使用して行うことができます:
curl -d '{"id":0,"jsonrpc":"2.0","method":"eth_getBlockByNumber","params":["latest",false]}' \
-H "Content-Type: application/json" http://localhost:8545
- 必要に応じて、ローカルデータディレクトリを
op-geth
にマップします。これは、docker-compose.yaml
にボリュームマッピングを追加することで行うことができます:
services:
geth: # this is Optimism's geth client
...
volumes:
- $HOME/data/base:/data
これはノードデータが保存される場所です。例えば、ここでスナップショットを抽出する場所ですSource 0。