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HSS型HSPってどういう興味関心があるんだ?HSP型・HSE型と比較してみたい

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    杉原 翔
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    99年生まれ。INTP、HSS型HSP。Couseraをきっかけに性格分類論に興味を持つ

HSS型HSPってどういう興味関心があるんだ?HSP型・HSE型と比較してみたい

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HSS型HSPという言葉を聞いたことがあるでしょうか?HSP(Highly Sensitive Person)の中でも、新しい体験や刺激を求める傾向を持つHSS(High Sensation Seeker)型HSPは、独自の興味関心を持っています。この記事では、HSS型HSPがどのような興味や関心を持っているのかを探り、HSP型およびHSE型(Highly Sensitive Extrovert)と比較してみたいと思います。

HSP型の興味関心とは?

まず、HSP型について見てみましょう。HSP型は感受性が非常に高く、感情や周囲の刺激に敏感です。そのため、穏やかで落ち着いた環境を好み、内向的であることが多いです。以下のようなことに興味を持つ傾向があります。

  • 芸術や文学: 繊細な感受性を持つHSP型は、美術や音楽、文学などの芸術に深く魅了されやすいです。感情の揺れ動きを表現できるこれらの分野は、HSP型の内面と共鳴しやすいです。
  • 深い対話: 浅い話題よりも、哲学的な議論や感情についての深い対話に興味を持つことが多いです。
  • 自然や静寂な環境: 自然の中でリラックスすることや、静かな場所で一人で考えることが心地よいと感じます。

HSP型の特徴的な興味:

  • 感情や共感に関わるテーマ
  • 落ち着いた環境での活動
  • 自己反省や内省

HSS型HSPの興味関心とは?

HSS型HSPは、HSP型の特徴を持ちながらも、新しい経験や挑戦を求めるHSS(High Sensation Seeker)の特性を併せ持っています。この相反する二つの要素が、彼らの興味関心を多様で複雑なものにしています。HSS型HSPは、以下のようなことに興味を持つことが多いです。

  • 冒険や新しい経験: HSS型HSPは新しい挑戦や刺激を求めますが、同時に過剰な刺激を避けるため、自分に合ったペースでの冒険を楽しむ傾向があります。例えば、新しい趣味に挑戦することや異文化体験に興味を持つことが多いです。
  • 自己探求: HSPの感受性を持つため、内面的な自己探求や精神的な成長に対する興味が強いです。瞑想や哲学的な考察もその一環です。
  • 多様な興味のバランス: 新しいことに挑戦する好奇心と、感受性の高さからくる慎重さが共存しているため、バランスを取りながら興味を持つ分野を広げていく傾向があります。

HSS型HSPの特徴的な興味:

  • 刺激的な体験と静かな内省のバランス
  • 多様な分野への好奇心
  • 繊細さと冒険心の共存

HSE型の興味関心とは?

一方で、HSE型(Highly Sensitive Extrovert)は、感受性が高いにもかかわらず、外向的な性格を持つ人々です。彼らは人とのつながりを大切にし、活発な社会活動に参加することを楽しみます。HSE型は次のような興味を持つことが多いです。

  • 社交的な活動: 人との交流がエネルギーの源となるHSE型は、パーティーやイベントなどの社会的な活動に積極的に参加します。
  • リーダーシップや共同作業: 感受性を活かして、他者と協力しながらプロジェクトを進めることに興味を持つことが多いです。チームでの仕事やコミュニティ活動に強い関心を持ちます。
  • コミュニケーションと表現: 他者との対話や感情の表現に敏感であり、豊かな人間関係を築くことに興味を持ちます。

HSE型の特徴的な興味:

  • 社会的な交流とネットワーキング
  • 人間関係やリーダーシップ
  • 外向的な自己表現

HSP型・HSS型HSP・HSE型の比較

特徴HSP型HSS型HSPHSE型
感受性高い高い高い
社交性低い中程度高い
刺激追求低い高いがバランスを取る高い
興味分野芸術、内省、自然冒険、自己探求、バランス社交、リーダーシップ

まとめ

HSS型HSPは、HSP型とHSE型の要素を併せ持つ、独特な興味関心を持った人々です。感受性の高さと新しい経験への探求心が彼らの活動を多様で豊かにしています。一方で、HSP型は静かな環境での内省や芸術に関心を持ち、HSE型は社会的な交流やリーダーシップを重視します。この三者の違いを理解することで、自分の興味や特性に合った活動を見つける手がかりになるでしょう。

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杉原 翔

自己分析とメタ認知に性格分析を活用 / 傾倒し過ぎない姿勢を重視 / 診断結果主義に否定的

99年生まれ。INTP、HSS型HSP。
19年にCouseraでイェール大「The Science of Well-Being」を受講し、講義内で触れられた「ストレングスファインダー」をきっかけに、MBTIをはじめとする性格診断・性格分類論・性格特性論に興味を持つ。
また、ADHDやASDといった性格特性と一絡げに扱われてしまいがちな特性や、自身が高IQ団体Mensa Internationalに所属することもありギフテッド特性・IQ・EQ・SQ・HSP気質(特にHSS型HSP)といった諸々の個人特性についても関心を持つ。
9年目を迎える一匹狼プログラマーでもあり、 自作SNSでは思考と日々を更新している。

杉原 翔の性格特性・性格分類・性格診断:

MBTIINTP(論理学者)
エニアグラムタイプ5(研究者)
エニアグラム(ウィング)5w4(因習を打破する人)
本能タイプ/本能型Sp/So(自己保存-ソーシャル)
トライタイプ549(隠者・超遊離型)
ビッグファイブIHRNO (内向・他人に無関心・怠け者・冷静沈着・独創的)

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