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HSS型HSPはルーティンワークが苦手。これは常識やで。
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- 杉原 翔
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- 99年生まれ。INTP、HSS型HSP。Couseraをきっかけに性格分類論に興味を持つ
HSS型HSPはルーティンワークが苦手。これは常識やで。
HSS型HSP(High Sensation Seeker型のHighly Sensitive Person)は、その特性からルーティンワークに対して苦手意識を持つことが多いです。この記事では、なぜHSS型HSPがルーティンワークに悩むのか、そしてそれを克服するためのヒントを探っていきます。
HSS型HSPとは?
まず、HSS型HSPについて簡単に説明します。HSPとは感受性が高い人々を指し、HSS型は新しい刺激や体験を求める傾向を持つ人々を指します。つまり、HSS型HSPは高い感受性を持ちながらも、外的な刺激や新しい挑戦に対して強い興味を抱いています。
この特性により、彼らは日常生活や仕事において、同じことを繰り返すルーティンワークに対して飽きやすく、ストレスを感じることが多いのです。
ルーティンワークが苦手な理由
感受性の高さ: HSS型HSPは、周囲の環境や状況に非常に敏感です。同じ作業を繰り返すことで、周囲の変化に気づかなくなり、感覚が麻痺してしまうことがあります。このため、ルーティンが退屈に感じられ、モチベーションを失いやすくなります。
新しい刺激への欲求: HSS型HSPは常に新しい体験や刺激を求めています。ルーティンワークは予測可能で単調なため、彼らにとっては魅力的ではありません。このため、挑戦的な仕事やプロジェクトを選ぶ傾向がありますが、安定した日常生活に必要なルーティンを軽視してしまうこともあります。
自己管理の難しさ: HSS型HSPは、感情の起伏が激しいことがあります。そのため、ルーティンワークを続けることが自己管理の難しさを引き起こし、ストレスや不安感を増幅させることがあります。
ルーティンワークを克服するヒント
ルーティンワークが苦手なHSS型HSPでも、以下のヒントを参考にすることで、少しでも楽に取り組むことができるかもしれません。
小さな変化を取り入れる: ルーティンワークの中に小さな変化を加えることで、飽きずに取り組むことができます。例えば、仕事の順番を変えたり、作業環境を整えたりすることで、新たな刺激を得ることができます。
時間を区切る: ルーティンワークを行う時間を明確に区切り、その後に自分の好きなことをする時間を設けることで、モチベーションを保つことができます。時間管理のテクニックを取り入れてみましょう。
自己ケアを大切に: 感受性が高いHSS型HSPは、日常的にストレスを感じやすいため、自己ケアが重要です。定期的にリラックスする時間を作り、趣味や好きな活動に没頭することで、ストレスを軽減しましょう。
まとめ
HSS型HSPは、ルーティンワークに対して苦手意識を持つことが多いですが、その特性を理解し、工夫することで少しずつ克服することができます。自分の感受性を大切にしながら、新しい刺激を求めることとルーティンをうまくバランスさせることが、充実した日常生活を送るためのカギとなります。
99年生まれ。INTP、HSS型HSP。
19年にCouseraでイェール大「The Science of Well-Being」を受講し、講義内で触れられた「ストレングスファインダー」をきっかけに、MBTIをはじめとする性格診断・性格分類論・性格特性論に興味を持つ。
また、ADHDやASDといった性格特性と一絡げに扱われてしまいがちな特性や、自身が高IQ団体Mensa Internationalに所属することもありギフテッド特性・IQ・EQ・SQ・HSP気質(特にHSS型HSP)といった諸々の個人特性についても関心を持つ。
9年目を迎える一匹狼プログラマーでもあり、 自作SNSでは思考と日々を更新している。
杉原 翔の性格特性・性格分類・性格診断:
MBTI | INTP(論理学者) |
エニアグラム | タイプ5(研究者) |
エニアグラム(ウィング) | 5w4(因習を打破する人) |
本能タイプ/本能型 | Sp/So(自己保存-ソーシャル) |
トライタイプ | 549(隠者・超遊離型) |
ビッグファイブ | IHRNO (内向・他人に無関心・怠け者・冷静沈着・独創的) |