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HSS型HSPの好奇心と人間関係
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- 杉原 翔
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- 99年生まれ。INTP、HSS型HSP。Couseraをきっかけに性格分類論に興味を持つ
HSS型HSP(Highly Sensitive Sensation Seeking)は、感受性が高い一方で、好奇心や探求心も強い特性を持っています。この特性が人間関係や出会いにどのように作用するのかを考えてみましょう。
1. 好奇心が人間関係に与える影響
深い関係を築く
HSS型HSPは他人に対して深い興味を持つことが多く、相手の気持ちや背景を理解しようとします。これにより、深いつながりを築くことができる一方で、相手の反応に敏感になるため、心の負担を感じることもあります。多様な出会いを求める
好奇心が旺盛なため、さまざまな人との出会いや経験を求める傾向があります。新しい友人や恋人を探すことに積極的ですが、結果として期待に応えられない場合にストレスを感じることもあります。感情的な波に影響されやすい
他人の感情を敏感に感じ取るため、相手の気持ちに大きく影響されることがあります。相手が悲しんでいると、自分も影響を受けやすく、関係が複雑になることがあります。
2. 出会いがつらい理由
自己表現の不安
好奇心はあるものの、自分の気持ちや意見をうまく表現できないことがあるため、出会いの場で不安を感じやすいです。この不安が、積極的なコミュニケーションを妨げることがあります。刺激に敏感
多くの人と接することや新しい環境は刺激的ですが、同時にストレスを感じる要因にもなります。特に初対面の人との会話や社交的な場面は、HSS型HSPにとって負担が大きくなることがあります。理想の相手とのギャップ
理想や期待が高いため、出会いに対して現実とのギャップを感じやすく、うまくいかない場合に挫折感を味わうことがあります。
3. 解決策とアプローチ
自己理解を深める
自分の特性や限界を理解し、受け入れることで、出会いの場での不安を軽減することができます。小規模な集まりを選ぶ
大人数の集まりよりも、少人数の会話や活動に参加することで、気楽に人と交流できる環境を選ぶと良いでしょう。オンラインでの出会い
オンラインプラットフォームを利用することで、対面での緊張感を減らし、徐々に相手と関わることができるかもしれません。趣味や興味を共有する
自分の興味や好奇心を活かせる場所や活動に参加することで、同じ趣味を持つ人と自然に出会える可能性が高まります。
まとめ
HSS型HSPの好奇心は、人間関係において深いつながりを築く一方で、自己表現の不安や刺激への敏感さから出会いがつらく感じることもあります。しかし、自分を理解し、適切な環境を選ぶことで、より良い人間関係を築くことが可能です。好奇心を活かしつつ、自分自身を大切にするアプローチが重要です。
99年生まれ。INTP、HSS型HSP。
19年にCouseraでイェール大「The Science of Well-Being」を受講し、講義内で触れられた「ストレングスファインダー」をきっかけに、MBTIをはじめとする性格診断・性格分類論・性格特性論に興味を持つ。
また、ADHDやASDといった性格特性と一絡げに扱われてしまいがちな特性や、自身が高IQ団体Mensa Internationalに所属することもありギフテッド特性・IQ・EQ・SQ・HSP気質(特にHSS型HSP)といった諸々の個人特性についても関心を持つ。
9年目を迎える一匹狼プログラマーでもあり、 自作SNSでは思考と日々を更新している。
杉原 翔の性格特性・性格分類・性格診断:
MBTI | INTP(論理学者) |
エニアグラム | タイプ5(研究者) |
エニアグラム(ウィング) | 5w4(因習を打破する人) |
本能タイプ/本能型 | Sp/So(自己保存-ソーシャル) |
トライタイプ | 549(隠者・超遊離型) |
ビッグファイブ | IHRNO (内向・他人に無関心・怠け者・冷静沈着・独創的) |